美味吟上 厳選素材『老舗のご飯』
稲わらは米沢牛の飼料となり、田んぼには米沢牛の堆肥を使用する循環型農業、農薬と化学肥料を極力使用せず、こだわりの微生物農法で栽培し、丁寧に収穫された登起波のブランド米です。
地元の契約農家で循環型農業という、農薬や化学肥料を使用しない、大地にも人にも優しい農法で、安心してお召し上がりいただけるお米です。米沢市は盆地のため、昼は暑く、夜は涼しい環境が米づくりに最適です。山々から流れくる清らかな水が田畑の作物に恵をもたらし、栄養と旨味の詰まった美味しいお米に育ちます。
登起波のお米ができるまでの工程をご紹介いたします。
玄米を精米ラインに投下します。
強力な磁石により、釘や針などの金属を取除きます。
投入口へ玄米を投下しているところです。こちら設備は、一度に30俵(1,800kg)まで入ります。
空気の力で籾殻や米粒よりも軽いゴミを取り除きます。
複数の玄米を使う場合、タンクの中で攪拌して品質を均一にします。
玄米に混入している石などの異物を選別して取り除きます。
ピアノ線が張り巡らされた所を通過することにより、米粒よりも大きなゴミや埃を取り除きます。
玄米を白米にします。お米に負担がかからないように、2回にわけてやさしく精米します。米ぬかは空気の力で別室に運ばれます。
最初の石抜きで取り除ききれなかった石などの異物を、もう一度選別して取り除きます。
7つの網目の大きさの違うふるいにかけて、割れたお米や、小さな粒のお米を取り除きます。お米より大きな異物もここで取り除きます。
生育障害や、害虫の被害にあって色の着いたお米を一粒一粒選別して取り除きます。
色彩選別機の内部です。奥に見えるのは色彩を選別するためのレンズです。
色彩選別機ではじかれたお米です。このようなお米は色彩選別機で一粒一粒選別されま。
精米されたお米は一旦白米タンクに入って、袋詰されるのを待ちます。
ピアノ線がはりめぐらされた所を通過することにより、再度、割れたお米や、異物を取り除きます。
ここでようやく計量・袋詰されて皆様のもとへ届けられます。
微生物農法米は、美味しく健康なお米として、安心してお召し上がりいただけます。
リベラルファーム米沢の皆様は、『微生物農法』を実践し、農薬や化学肥料をほとんど使わない米作りをしている生産者のグループです。
市内広幡町の竹田さんの田んぼ使用している苗は、このようにポットで育てられます。
ひとつの穴に2~3粒種をまくそうです。高さは約20cm。5葉の成苗で田植えられており、かなり健康で力強い苗に成長します。
【1.土づくり】
田んぼの中には1g中、善玉と悪玉の数億の微生物が棲んでいます。
やたらに農薬を散布しては、この善玉菌にまでダメージを与えてしまいます。そこで、有機完熟堆肥や善玉菌(有効微生物群)を与えることで善玉の微生物を活発に活動させ、土の本来持っている自浄作用を促進し、化学肥料や農薬に頼らずに害虫に勝つ力を持たせるのです。
【2.除草】
田植え後、早い時期に分解性の高い除草剤を1回だけ使用します。その後、農薬は一切使いません。田植え後は有機肥料を追肥します。
【3.病害虫対策】
有効微生物が必要な栄養を作ることから病気や害虫に対して強くて健康な稲に育つため、消毒や殺虫剤は必要ありません。
【4.田んぼの見回り】
田んぼの見回りは毎日1日2回します。稲の状態や水の状況はもちろん、稲と同じ日光と空気を一緒になって感じることで、稲と対話をしています。
沢牛の敷き藁や牛糞を原料にして自家製完熟堆肥を作り、田んぼに回します。
そして、秋にできた健康なわらや米ぬかなどを牛の飼料にして、米沢牛を育てます。その牛の敷き藁など、牛を飼っているからこそできる『米沢オリジナル』のお米です。安心・安全で、美味しいお米をお召し上がりいただけます。